「コラーゲンとは」

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年齢を重ねると骨も弱くなります

加齢に伴い身体の骨量が減少(骨が弱くなる)します
骨は建造物に例えると鉄筋コンクリートと同様で、鉄筋の役割をコラーゲン、コンクリートの役割をカルシウムが行っています。
コラーゲンの量は骨全体の何と25%にも及びます。
またカルシウムも25%となっています。骨量が減少することは、つまり骨全体がスカスカにもろくなるということです。
下記のグラフでもわかる通り、骨量が一定水準を下回れば、骨粗鬆症になるの可能性が上がってきます。
加齢などで新鮮なコラーゲンが減少し、コラーゲン繊維が弾力を失って硬くなると、コラーゲン繊維の密度が粗く、カルシウムやリンなどの無機質との結合性が悪くなり、スカスカの骨になってしまいます。
これがよくいわれる骨粗鬆症です。
コラーゲンをつくり出す力が落ちてくる30代以降は、カルシウム補給とコラーゲンの合成力アップの両方が必要になってきます。
また、骨と筋肉を結びつける腱にもコラーゲンはたくさん含まれています。
加齢に伴う女性の靴版変化

コラーゲンで骨は丈夫になります

コラーゲンやカルシウムをきちんと摂取すれば、骨量が上昇(骨が丈夫になる)します
方法:51〜75歳の男女10名(男2名・女8名)に対し、下記配合のサプリメントを継続摂取させ、6か月後の腰椎の骨塩量をDEXA法で測定した。
試験中に女性1人がドロップアウトした。
試料配合(1日分):コラーゲンペプチド(2.5g)、魚骨カルシウム(500mg)、ビタミンD3(1μg)
コラーゲン/カルシウム製剤の骨量上昇作用

結果:程度の差はあるが、継続摂取した9名全員の骨塩量が摂取開始前に比べて上昇した。上昇率の平均値は3.24%であった。

コラーゲンの骨に対する役割

骨基質の約90%がコラーゲン
骨は単なる身体を支える支持組織ではなく、生体のカルシウムの代謝を調節している重要な器官です。
血液中のカルシウム濃度が下がると直ちに骨からカルシウムを溶出して、身体の機能を正常に保ちます。
骨では常に破骨細胞による骨吸収と骨芽細胞による骨形成が起っており(リモデリング)、全身の骨が造り替えられています。
骨は骨基質にミネラル(リン酸カルシウムの結晶)が沈着して形成されます。 骨基質はコラーゲンと非コラーゲン性タンパク質で構成されていますが、骨基質の約90%がコラーゲンで、残りの10%がオステオカルシン、オステオネクチン、オステオポンチンなどの非コラーゲン性タンパク質です。
この骨基質にリン酸カルシウムの結晶(ハイドロキシアパタイト)が沈着(石灰化といいます)して骨組織が形成されます。
コラーゲンは骨の石灰化の基質として重要な役割をしていますが、I型コラーゲンからなる組織は骨と歯の象牙質だけであることから、基質が高純度のI型コラーゲンであることが、石灰化の必要条件であると考えられます。

一方、非コラーゲンタンパク質もコラーゲンと複合体を形成していることから、実際はこの複合基質にリン酸カルシウムの沈着が起って骨組織が形成されます。
さらにコラ−ゲンには骨芽細胞および未分化の前骨芽細胞の増殖分化の足場としての役割があります。コラーゲンは、細胞表面にある細胞の接着に関与する細胞接着分子(インテグリン)と結合し細胞内シグナルを活性化します。また、未熟な骨芽細胞をコラーゲンゲル内で培養すると増殖と分化が促進されることが報告されています。

最近、ある種のコラーゲンペプチドが神経伝達ペプチドであるサブスタンスP(以下SP)のレセプターと親和性を持つこと、SPレセプターが骨細胞、骨芽細胞、破骨細胞にも存在し、SPが骨代謝回転を亢進させること、コラーゲンペプチドがSPの作用を代替すること等が報告されています。
このようにコラーゲンぺプチドの骨における作用は古くて新しいトピックスであるといえます。
一方、コラーゲンの分子内に異常が生じるとコラーゲンの3重鎖構造が破錠して骨が脆弱化し骨形成不全症を引き起こします。この病気は主にコラーゲン遺伝子の異常によって発症する疾患です。 軟骨は軟骨細胞と軟骨基質で構成されています。軟骨基質は高分子のプロテオグリカンとII型コラーゲンから出来ています。プロテオグリカンは1本の芯となるタンパク質にコンドロイチン硫酸やケラタン硫酸などのグリコサミノグリカンが結合した糖タンパク質です。コラーゲン繊維は支持体としての役割の他に、軟骨細胞の伸展、増殖および分化を決定する重要な役割を果たしています。 軟骨の組織内には血管やリンパ管が存在しないのが特徴です。軟骨は特有の弾力と硬さを持っているため、圧力に対して抵抗力を持っています。関節軟骨が加齢や摩擦により質的、量的に変化し、炎症を起こしてしまった状態が変形性関節症です。
 
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